山野井
担当アドバイザー
山野井

山岸さんとは、志望度の高い企業への志望理由の言語化を事前にしっかりと行っていたので、 「面談でもスムーズに話せた」と言っていただけてとても嬉しく思っております。 入社先を検討されていた際は、理想のキャリアプランについて、本音でご相談いただけたので、 理想とギャップに乖離がないか、CodeCastと企業様間でも最終的なすり合わせを行うことができ、納得のいく選択ができました。山岸さんの次のステージを、応援しています!

「ユーザーの感情」から逆算する。
大学時代の原体験が変えたものづくりの視点

本日はよろしくお願いします。Web業界でディレクターやPMとして約10年のキャリアをお持ちですが、まずは直近の業務から教えていただけますか?

直近の職場では組織開発という形で、あるセクションの立ち上げとマネジメントを任されていました。それと並行しながら、PMとして全クライアントの案件管理や進行の交通整理を担っていました。

そもそも、Webディレクターという職種を目指したきっかけは何だったのでしょうか?

大学のときにWebを作ったりしていたので、もともとディレクターが向いているなと感じていて、そのままWebディレクターの道に進みました。

大学生の頃から興味があったんですね。他にされていたことも関係しているのでしょうか?

大学のころから、ヒットを生み出す音楽プロデューサーに強く惹かれていました。音楽でも新規事業でも、人を惹きつけるものをつくっている人——そういう存在への憧れが、自分のキャリアの根っこにずっとあります。例えばレディー・ガガのマネージャーだったトロイ・カーターが、ガガのキャリア初期からSNSを使った斬新なプロモーションを仕掛けていたとか。そういう仕掛けを通してヒットを生み出している人たちをアンテナ高く追いかけるのが好きで、大学生のときから自然とやっていましたね。

それが今のお仕事にもつながっているんですね。

そうなんです。中でも強く刺さったのが「与えたい感情から逆算してつくる」という考え方でした。

それは、具体的にどう仕事に活きていますか?

要件定義の場面で特に活きています。クライアントが「こういうサイトにしたい」と言っても、まず「それで何を達成したいのか」「ユーザーにどう感じてほしいのか」を徹底的に掘り下げる。かっこいいサイトをつくることが目的ではなく、「そのサイトを通して企業のどんな価値を伝えたいか」から考える——それが自分のディレクションの基本姿勢です。

「かっこいいサイトをつくる」ことを目的にしない。「それを受け取った人にどんな気持ちになってほしいか」から逆算してつくる——この発想がWebの仕事にもそのままつながっています。

「作るだけ」のキャリアへの危機感。
仕組み化をやり遂げて次なるステージへ

今回の転職を考えた理由を教えてください。

大きな理由は2つあります。一つは「つくるだけ」の枠に留まることへの危機感です。AIの進化でアウトプットの価値が変わってきている中、Webサイトはあくまで事業を伝えるための手段の一つ。本来は「その先にある目的」——事業開発の側から携わりたいという想いが強くなっていきました。もう一つは、戦略的に提案できる組織環境を求めてのことです。受け身ではなく、提案から関われる環境に身を置きたかったんです。

前職ではどのような実績を残されましたか?

PM機能の立ち上げフェーズにあった組織で、要件定義書・提案書・ワイヤーフレーム・テスト検証用資料など約30種類のテンプレートをゼロから整備しました。短い在籍期間ではありましたが、「自分が抜けても回る仕組み」をつくり切ってから退職しました。それがプロとしての筋だと思っていたので。

素晴らしいですね。キャリアアップへの意識はもともと強い方なんですか?

すごく強いですね。転職していない時期でも、半年に1回はポートフォリオを作り直したり、自分がやってきた仕事を洗い出したりしています。さらに視座の高い環境で刺激を受けたいという気持ちもずっとあって。自分より経験豊富な人や尊敬できる人と働ける環境というのは、転職先を選ぶ上でも大事な軸の一つでした。

AIを壁打ち相手に。
自己理解を深めた転職準備の方法

転職活動で苦労したことはありましたか?

「事業を作る」という抽象的なゴールは決まっていたのですが、それをさらに因数分解していくと、PM、事業開発、PdMと3つの職種に分かれていて、目指す方向性の軸が少しぶれて迷うことはありました。

準備はどのように進めましたか?

AI時代に人間の「熱量」はより大事になると思っていたので、その熱量を伝えるための準備に力を入れました。具体的にはAIとの壁打ちです。自分のキャリアやポートフォリオを添付しながら、「こういう方向に進みたいんだけど、この経歴を見てどう思う?」と問いかけて、方向性や自己理解を整理していきました。客観的なフィードバックをもらえるので、自己理解の解像度がぐっと上がりましたね。

CodeCastの精度の高い求人提案と、
決断を後押しした3つのサポート

転職活動のパートナーとして「CodeCast」を選ばれた決め手は何でしたか?

紹介がきっかけだったんですが、担当の方と話してみて「勘どころがいい」と感じました。2〜3社のエージェントを並行して使っていましたが、その中で一番つかみが良かったです。自分が優先度高いと思っている企業を言わなくても分かってくれていて、目指したい方向性の理解がとても早かったんです。紹介してくれる求人の精度も高くて、「自分がやりたいことと合っている企業をちゃんと選んでくれている」という感覚がありました。

具体的に、どのようなサポートが特に助かりましたか?

大きく3つあります。

1つ目が「精度の高い求人提案」です。抽象的な方向性しか伝えていないのに、自分でも言語化できていなかった部分まで汲み取ってもらえた感じがしました。

2つ目が「志望理由のリライト」です。志望度の高い企業については、キーワードをもらって志望理由を書き直しました。おかげで面談でも自分の言葉として話しやすくなって、気持ち的にもよりスムーズに進められました。

3つ目が「複数内定時の意思決定」です。内定が2〜3社出て迷ったとき、『この会社だとこういう環境でこういうキャリアが得られる』という具体的な情報をもらえたのが一番心強かったですね。企業と直接やりとりがあるエージェントだからこそのフィードバックだと思います。

ありがとうございます。山岸さんの大切なキャリアの選択の際のパートナーでいられたことを嬉しく思います。

新天地で仕掛ける、
これからのキャリア

最終的に、今回ご転職された大手IT企業への入社を決めた理由を教えてください。

一番は、ずっとやりたいと思っていた「事業開発からものづくりに関われるポジション」があったことです。Webをつくるだけでなく、クライアントにどんな価値を提供できるかを起点に仕掛けていく——そこに携われる環境だと感じました。面接を重ねる中で感じた自由な社風も決め手でしたし、先ほどお話しした「尊敬できる人と働ける環境」という軸にもぴったりでした。

ちなみに、退職されてから入社するまでの期間は、どのように過ごされていましたか?

AIの情報を触りながらキャッチアップしつつ、まとまった時間が取れたので、京都、金沢、北海道へ旅行に行きました。普段はリモートワークが多くて出張もあまりなかったので、すごく新鮮でしたね。

今後チャレンジしたいことは?

AIの進化で、これからだいぶ大きく動きが変わりそうだなとずっと感じていて。自分でもClaudeなどを触りながら感触を高めているところです。アウトプットの出し方や役割が変化していく中で、人間が本当に価値を出せる部分が何かを見極めながら動いていきたいですね。大事なことや人間にしかできない部分はまだあると思うので、そこを意識しながら新しい環境でチャレンジしていきたいです。

最後に、転職への一歩を踏み出せずに悩んでいる方へメッセージをお願いします。

転職しないこと自体もその人の考えでいいと思うんですが、AIが出てきたことで人間が担える部分がどんどん変わっていく中で、楽しく仕事していくには「自分が何をやりたいか」という納得感がすごく大事だと思います。条件面や環境などいろいろ考えることはあると思うんですが、最後は自分の心に素直に動いた方がいいんじゃないかな、と思います。

山岸さんの成功体験が、皆さんのキャリアの参考になると思います。貴重なお話をありがとうございました。