株式会社EST GROUP
会社概要
株式会社EST GROUP
渡邊 亮介様 代表取締役社長
山野井
CodeCast
山野井

EST GROUPさまとのお取り組みで特に大切にしたのは、「技術力だけでなく人柄」という採用軸を最初から大切にしたことです。不動産という現場感の強い環境でエンジニアが活躍するには、コミュニケーション能力と柔軟性が不可欠。その視点でマッチングできたことが、3ヶ月で結果に繋がった理由だと感じています。

EST GROUPについて — 単身者向け1LDK、まだ誰も本気でやっていない領域へ

まず、EST GROUPの事業について教えてください。

私たちは、不動産の売買仲介を行っています。一般的な不動産会社だとSUUMOなどのポータルサイトに物件情報を掲載して、そこから問い合わせを受ける形が多いと思いますが、私たちは少し違います。

例えば、引っ越しを考えている方に「賃貸より購入を検討してみてはどうでしょう」と提案したり、「購入に興味はあるけどエリアがわからない」という方に人気エリアをご案内したり。不動産仲介というより、最初は相談に近い形で入っていくのが特徴です。

お客様の特徴としては、どのような方が多いですか?

今は、1LDKのマンションを購入される単身者の方が中心です。1LDKのマンションに関しては、日本一売れているという自負があります。

単身者に特化している理由はありますか?

初めて1LDKを買う単身者向けの領域は、まだどの会社も本格的にやっていなかったんです。でも、需要は確実にある。ファミリー向けのマンション購入はすでに多くの会社が手がけていましたが、単身者向けはまだ空いていました。そこにチャンスを感じて、その領域に特化すれば一番になれると思ったんです。

採用前の課題 — 月1万通のFAX、2日かかる契約書。不動産業界に残り続けるアナログ業務の限界

エンジニア採用を考えたきっかけは何でしたか?

契約手続きが増えて、人も増えてきた中で、不動産の仕事はアナログな業務がまだまだたくさん残っていると感じていました。外から見ると華やかに見えるかもしれませんが、実際には細かい確認や書類作成、連絡業務など、地道な作業が非常に多いんです。

ITの力でもっと効率化できないかと思ったのが、エンジニア採用を考えたきっかけです。業務効率が10分の1になったり、業績が2倍になったり、そういうことを実現したいと思いました。

具体的には、どのような作業に課題を感じていましたか?

例えば、仲介の立場として、物件を売りたい方に「何月何日の何時に内見に行きたいです」と連絡する必要があります。それを、今でもFAXで送らなければいけない場合があります。月に何千通、多い場合は1万通近くのFAXを送ることもあって、夜の時間帯にかなりの作業時間を取られていました。

契約書作成も、1件作るために役所へ行ったり、合計で2日間かかったりすることもあります。それをAIなども活用して5分で作れるようにできないか——今はそういう取り組みをエンジニアと一緒に進めています。

さまざまな業務効率化ツールもある中で、自社でエンジニアを採用してシステムを作る選択をした理由は何でしょうか?

大きくは、スピードです。既存のツールもいくつか使ってみましたが、自分たちの要望には完全には合いませんでした。現場でゴリゴリ営業をしていた人が作ったシステムというより、「なんとなく不動産業務を想定して作った」感じのものが多くて。

だから、社内で毎日話しながら現場のニーズに合わせて作っていける人が必要だと思いました。将来的には、そのシステム自体を外部にも展開していきたいとも思っています。

採用後わずか3か月で、変化はどこから始まっていたのか

実際にエンジニアを採用してから、社内にはどのような変化がありましたか?

全然違います。開発がどんどん進んでいて、業務自体にも少し変化が出ています。まだ3か月ほどですが、かなり実装が進んでいます。今は作ってもらったものを実際に使いながら「ここも改善できそうだね」と話し合っている段階です。現場で使って、フィードバックして、また改善する。そのサイクルが回り始めています。

社内の雰囲気に変化はありましたか?

自然に馴染んでいます。話しやすい人柄がかなり大きいです。エンジニアは今1人ですが、他のメンバーとも普通にコミュニケーションを取っています。みんなが使っているものを作っているので、エンジニアという立場に閉じず、社内のいろいろな人と関わってくれています。

CodeCastのよかったところ — 候補者の「人柄」と、担当者への「信頼」

今回採用されたエンジニアを選んだ決め手は何でしたか?

人柄です。もちろん技術面も、途中で紹介してもらった一流企業のCTOの方に面接してもらって確認しました。ただ、最終的には人柄の部分が決め手でした。

最終的にCodeCastを選んだ理由を教えてください。

そうですね。あとは、担当の方がしっかりやってくれましたね。ちゃんと伴走してくれる感じがありましたし、安心感がありました。反応もすごく速くて、やりやすかったです。採用活動ではスピード感がかなり重要だと思いますが、その点でCodeCastはとても進めやすかったです。

これからの展望 — 自社DXから、業界全体を変えるプラットフォームへ

今後、EST GROUPとしてはどのような方向を目指していますか?

やはり、生産性をもっと上げていきたいです。将来的には、自社だけでなく他の不動産会社にも使ってもらえるシステムに育てていきたいと思っています。「実際こういうシステムを持っていて、これによって生産性が高いんです」という状態にできれば、かなり価値があると思います。

今後、エンジニア採用をさらに進める予定はありますか?

もう1人ぐらい採用したいという話が出ています。今後は、開発だけではなくインフラやセキュリティに強い人がいると良いなと思っています。バリバリ開発するエンジニアというより、セキュリティやインフラ周りを見られる人が必要になってくると思います。

最後に、エンジニア採用に踏み出せずにいる同規模の企業へのメッセージをお願いします。

まずは、一歩踏み出すことだと思います。IT企業でなくても、今はエンジニアが必要な時代です。自分たちも不動産会社ですが、エンジニアが入ったことで、今まで人が時間をかけてやっていたことをシステムで効率化できています。それによって、会社全体の生産性が変わってきています。IT企業ではないからといって関係なく、まずは一歩踏み出してみることが大事だと思います。